活用事例|人流解析ソフトウェア NIGIWAI

北九州市 様
本製品は、福岡県北九州市と共同で行われた実証実験の結果をもとに開発されました。
AIで人流と行動を見える化し、にぎわいが広がるまちづくりへ
公共空間に設置した定点AIカメラの映像から、人流・滞在・行動・属性を解析する人流解析ソフトウェア「NIGIWAI 」。ベンチの設置やイベント開催といった各種施策に伴う利用者の行動変容(通行量、滞在時間、会話や飲食などの行動、属性)を時間帯別に自動で抽出・蓄積し、施策の効果を可視化します。

導入の背景:人手に依存した人流調査の限界
従来の人流調査では、人流を人の目で数える必要があり、調査員ごとの判断差によって結果にばらつきが生じやすいという課題がありました。また、12時間連続などの長時間調査では集中力の低下による誤差も避けられません。特に人が多い場所では、正確な人数や人の動きを把握することが難しく、調査精度を担保することが課題となっていました。加えて、人件費や調査コストも、運用上の負担となっていました。
作業員による交通量・人流調査の課題
- 撮影時間に対し集計を全て手作業に頼らざるを得ない
- 長時間の負担で正確なカウントが難しい
- 交通量・人の流れが多い現場では調査カウントが難しくばらつきが出る
導入内容:AIによる自動検知・自動集計
「NIGIWAI」は、公共空間に設置した定点AIカメラから、人流・属性・行動を詳細に解析するソリューションです。北九州市での実証を経て開発され、施策による「にぎわい」の効果を定量的に可視化します。
定点カメラの映像をAIが解析し、通行量や滞在時間に加え、飲食や休憩といった具体的な行動まで判別。24時間365日の連続計測が可能で、人力調査では困難だった長期的な変化を客観的なデータで裏付けます。データは社内サーバで統計情報として処理されるため、個人情報保護の面でも安心です。イベントや空間利活用の効果を数値化し、エビデンスに基づいた攻めのまちづくりと、調査業務の省力化を実現します。

導入のメリット・効果
本システムの導入により、イベントや施策による賑わいの効果を定量的に比較・可視化できるようになりました。通行量だけでなく「滞在や行動」まで可視化することで、従来の調査では見えなかった多様なニーズや行動変容をキャッチ。さらに、無人での長時間安定計測が従来の現地調査を劇的に省力化。コストを抑えながら、データに基づく確かな街づくりの評価と継続的な改善を可能にしています。