for
Human-Centered
AI
Tokyo Artisan Intelligence (TAI) は、東京工業大学発のベンチャー企業として、2020年3月にその活動をスタートしました。
有能な人財を育成しつつ、新しいコンピュテーション技術の創出と共に AI 技術の社会実装を進め、人類の発展に貢献することを目指します。

CEO / CRO / CO-FOUNDER
中原 啓貴 (Nakahara Hiroki)
中原 啓貴
(Nakahara Hiroki)
近年の目まぐるしいコンピュテーション技術の発展と、人工知能におけるブレイクスルーにより、これまでは不可能とされてきた様々な技術が実現されようとしています。
東京工業大学における研究開発により、AI、特に深層学習のハードウェア化が、実用的な性能とコストで可能となりました。その研究成果は、学術的に高く評価されています。
この研究成果を社会に実装し、より便利で快適な社会を実現するため、産学連携の研究を通じた大学発ベンチャー Tokyo Artisan Intelligence (TAI) を起業しました。
TAI の事業を通じて AI 研究による成果を社会に還元するだけではなく、研究・開発を通じた人材育成に取り組み、次世代を牽引する人材の輩出に取り組む所存です。
2007年 九州工業大学 博士後期課程 早期修了、博士(情報工学)取得。
同年、九州工業大学 情報工学部 電子情報工学科 産学官連携研究員、
2011年 鹿児島大学 大学院理工学研究科 工学系電気電子専攻 助教、
2014年 愛媛大学 大学院理工学研究科 電子情報工学専攻 講師を経て、
2016年から東京工業大学 工学院 情報通信系 准教授。
その間、2012年3月英国オックスフォード大、
2019年インペリアルカレッジ大に研究員として滞在。
FPGA の4大トップカンファレンスである FPGA, FCCM, FPL, FPT に筆頭著者としてフルペーパー採録(日本人唯一)。
2009年より11年間連続で学術賞を受賞など、ディープラーニングに関するハードウェア研究の実績多数。
未踏第2期 AI フロンティアプログラムメンターを兼任。
News
Missions
Services
TAI は、今までの ICT 技術では実現が困難であった高度なタスクを AI として実現し、様々なシーンに導入することで、少子高齢化社会における人手不足、技術継承、安心・安全などにおける課題を解消し、人々がより豊かな生活を送ることが出来るように支援します。
機械学習、そのサブセットである深層学習など、AI には様々な方法があり、これらを簡便に使いこなす設計法はまだ確立していない状況です。
更に AI を効率よく動かすプラットフォームまで考慮するとその組み合わせは非常に多く、AI の実現を困難にしています。
TAI は AI 設計を容易にし、マルチプラットフォームにシームレス実現できる設計技術を創出し、世の中に広めていきます。
Education
AI 技術に関するコンピュテーション技術は広い分野の知識と実践力が求められており、ソフトウェア、ハードウェア、機械学習、はもちろんのこと、新しい技術革新を起こすイノベーション力が必要になってきています。
TAI は産学官民連携を通じ、特に博士課程人材の育成によるエキスパートを送り出すことで、新コンピュテーション技術創出とその社会実装への貢献を目指します。
東京工業大学
Tokyo Institute of Technology
東京工業大学は、創立から130年を越える歴史をもつ国立大学であり、日本最高の理工系総合大学です。大岡山、すずかけ台、田町の3つのキャンパスに学士課程約5,000人、大学院課程約5,500人の計約10,500人の学生が学び、うち、約1,700名が海外からの留学生です。学生の教育研究を支えるのは約1,200人の教員と約600人の職員です。
21世紀、理工系大学の役割は無限に広がっています。
世界を舞台に科学技術の分野で活躍できる人材の輩出と地球規模の課題を解決する研究成果によって社会に寄与し、長期目標である「世界最高の理工系総合大学」の実現を目指します。